【うつ病体験談】エチゾラム(デパス)の効能/副作用

こんにちは、Soja(@Soja_Dystopia)です。

はじめに

自己紹介にも書かせていただきましたが、私は以前うつ病を患っていました。そのときに通院していた精神科ではおよそ2年間にわたっていろいろな薬を出してもらいました。ここではその経験をもとに、これから薬を飲もうとされている方、現在服用中の方、以前飲まれていた方、身近に服用しているご家族やご友人がいらっしゃる方へ向けて、「私の場合はこうだった」という一例をお示ししたいと思います。

説明書の記述や医師からの説明は一般的なものが多く、自分以外の具体例を知る機会は少ないように思います。私の場合を知ってもらい少しでもあなたの支えになればと思います。

今回は私が実際に服用していたことのある『エチゾラム(商品名は『デパス)の主観的な効能と副作用について綴ってまいります。

※薬のことは医師がいちばんよくわかっています。途中で服用をやめてしまうと症状が悪化する薬もあるので、「飲まなくても大丈夫そうだ」「飲むとかえって調子が悪い」などと感じても、自分で判断せず必ず主治医に相談してください。

エチゾラム(デパス)ってどんな薬…?

まず、簡単にエチゾラムについての説明をしていきます。

エチゾラムは抗不安薬(不安や緊張を和らげる)や睡眠導入剤(寝つきをよくする)として処方されることが多く、心の病気でなくても処方されることがあります。

具体的な病名を挙げると……うつ病・統合失調症・自律神経失調症・更年期障害・不安障害・不眠症・頭痛・腰痛etc…

こう見るとけっこういろいろな病気に使われていることがわかりますね。

副作用は、眠気・ふらつき・倦怠感etc…とされていることが多いです。

この薬、簡単に言ってしまうと筋肉を弛緩させる作用があるのでリラックスすることができるんです。緊張している人はどこかしらに無駄な力が入っているものですから、それを薬の力を借りてほぐしているんです。

そう考えると上記のような副作用が起こってくるのも納得できるのではないでしょうか。

私の場合

エチゾラムは私がうつ病と診断されて最初に処方された薬の一つでした。

同時に何種類かの薬を飲み始めたので、特定の薬の作用だけを拾い上げるのは難しいのですが、それでも、たまにエチゾラムを飲み忘れたときに起こったことや、飲み忘れた後に再び飲み始めたときに起きたことを手掛かりに記述していきます。

自覚的な作用その1:気分の変化

私がまず感じたのは気分の急激な変化でした。

エチゾラム服用後、ある瞬間に突然気分がよくなります。それは道を歩いているときだったり、椅子に座っているときだったり、風呂に入っているときだったり、さまざまなシチュエーションで起こりました。

ここで重要なのは、良いことがあったとか、昔の楽しかった記憶思い出したとか、そういう気分が良くなるきっかけにまったく心当たりがないことです。

つい3分前までは自己嫌悪で頭がいっぱいだったにもかかわらず、突然、将来が明るいような気がしてくるのです。

良い変化のはずなのに、あまりの急変ぶりに空恐ろしくなりました。

そして次に考えるのは、「この変化はきっと一時的なものだ。薬の効果が切れてしまったらまたあの自己嫌悪の渦に落ちていくのか。怖い……」といった悲観的なことでした。

自覚的な作用その2:ぼーっとする

薬の注意書きには、車の運転や機械を使った作業を避けるよう書いてあります。

睡眠導入剤としても使われる薬であるにもかかわらず、私の場合は朝・昼・晩の毎食後に服用していたため、日中でもかなりぼーっとしていました。

うつ病の人の多くは朝がつらく夜になると少し元気になるのですが、私もその一人で、エチゾラムの作用で意識がぼーっとした中、言葉としてはまとまらないまでもとにかく悲観的な考えが頭の中を延々とループしている朝の時間帯はかなりしんどかったです。

せめてこの思考を文字に起こせるくらい意識がはっきりしていたならどれだけ救われたか……

自覚的な作用その3:ケアレスミスが多くなる

これは、「自覚的な作用その2:ぼーっとする」に通じるものがありますが、物忘れや言い間違いが増え、作業効率がぐんと落ちます。

これは単にうつ病の症状であると思われる方もいるかと思いますが、エチゾラム服用前と比べると明らかに悪化していたので書かせてもらいました。

また、簡単な作業がうまくできない、以前よりスピードが落ちたということで落ち込むことも多々ありました。

これは結構大きな副作用で、思い切って薬の服用をやめたのち、意識がはっきりするようになってからは不要な落ち込みがなくなりました。薬のせいで症状が悪化していたのだと感じています。

自覚的な作用その4:「私は重症なのだ」という考えが生じる

前述の通り、私は毎食後にエチゾラムを服用していました。

どこへ出かけても食事の後には必ず薬を飲む必要があり、そのたびに「私はうつ病だ」という現実を突きつけられました。

これはなにもうつ病に限った話ではありませんが、精神が弱っている者にとってはそれなりのダメージになりうるということは知っておいてほしいところです。

「私は毎食後に薬を飲まなければ生きることもままならない」「私は薬に生かされている」「私の命にはいったいなんの意味があるのだろう」

うつ病ですからね。どんどん負の考えが浮かんできます。

どのようにしてやめたか

私は服用し始めた早い段階からエチゾラムは自分に合わないと感じていました。

本来ならそこで医師に相談すべきだったのでしょうが、私の主治医はあまり話を聞いてくれるようなタイプではなかったので、独断でエチゾラムの服用をやめてみることにしました。

そのころはすでに精神医学の勉強を始めていましたから、どの薬を急にやめると危険かという判断はある程度自分でできました。

「エチゾラムは頓服としても用いられる薬だからやめたとしても害は大きくないはず。それよりも今ある副作用の方が問題だ」

そのような結論に至ったのです。

実際、やめてみてなんの害もありませんでした。むしろ上記の作用がなくなりすっきりしたくらいです。

まとめ

私の体験に基づいてエチゾラム(デパス)の作用を説明しました。

  1. 気分が不自然に変化し
  2. 頭がぼーっとして
  3. ケアレスミスが増え
  4. 毎食後に飲むのが大変

以上4つを総合的に判断し、私は独断で薬の服用をやめました。結果としてはやめてよかったです。合わない薬に高い金を払うなんてばかばかしいですからね。

※これはあくまで私の体験談であり、全員に当てはまるものではありません。また、自らの判断で薬の服用を調整することは避け、医師に相談することが基本であると考えてください。

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