こんにちは、Soja(@Soja_Dystopia)です。
小腹が空いたな~と台所をうろうろしていたときに見つけました。

『ペヤングチョコレートやきそばギリ』です。
その名の通り、ソースがチョコレートの焼きそばです。
目次
キワモノかつゲテモノの危険な食品
さかのぼること3か月余り、私はスーパーマーケットの見切り品売り場の前に立っていました。
世間のバレンタインデー熱も冷め、人々が年度の終わりを見据え始めたころ、私は何を間違ったか例の品を買って帰りました。
普段ならこういうネタ的な食品は購入しないのですが、このときは魔的なものに憑かれていたのかもしれません。
いや、私を惑わせるだけの不思議な魅力がこの商品に宿っているということもあるでしょう。
……しかし、なかなか食べる機会のないまま、今になってしまいました。
開封
迷いはありませんでした。
簡単に調理できて腹が満たされるものであればなんでも良かったのだと思います。

かやくとソースを取り出します。この時点ではなんだか見た目は普通のペヤングのようです。
麺に湯を注ぎ、3分待ちます。
完成

ほほう。見た目は少し濃いめのソース焼きそば。
かやくの赤いものは紅ショウガにも見えます。
……しかし、湯気とともに立ち上る香りは……
チョコそのものです。
実食
尻込みしてはいられません。
自らの責任で調理したものなのですから、責任をもって食さなければ。
わずかばかりの勇気をもって、えいっと1口、頬張ります。
…………
口に広がる中途半端な甘さ。生暖かく柔らかい麺が口の中で蠢きます。
一瞬遅れて謎の酸味が広がります。
これは……恐らくは赤いかやくの味です。冷静に味わうとベリー系の味がします。
2口目。
箸先が迷います。2口目でかなり厳しい。
それでも食べ続けます。
3口目。
なかなか口に入りません。
耐え切れず調味料追加

ご覧ください。我が家の調味料7人衆です。
左から、ハチミツ、しょうゆ、スイートチリソース、マヨネーズ、ステーキソース、ナンプラー、昆布茶です。
なんとも頼りがいのある顔ぶれです。
では、気を取り直して続行です。
先鋒:スイートチリソース&マヨネーズ

マヨネーズをかけるとよりソース焼きそばの様相。
1口目。
む?むむ?
意外とイケる。
オリジナルより断然好き。ぼんやりとした甘さだったものが、スイートチリで少し締まったような。
だけど、2口目はいらない。よかった、1口分だけにしておいて。
中堅:昆布茶
旨味の宝庫、昆布茶先輩。頼みますよ。
いざ、実食!
おー。おー?
甘いのかしょっぱいのか……口腔内が未曾有の大混乱。
2口目は勘弁してつかあさい。
大将:ハチミツ
と、いきたかった のですが、だめだ、気持ち悪い。
調味料作戦、味が変わるのはいいのですが、オリジナルよりヘビーになるのが難点です。そして、なかなか好みの味になりません。
逃亡は許されない
まだこんなにあるよ……

あきらめたい。
しかし、逃亡は許されません。
小麦やカカオ豆には罪はなく、いつだって悪いのは人間なのです。
この胃に収め、エネルギーに変換することでしか償うことができません。
私が“面白いから”という安易に手に取った商品。
ここであきらめてしまっては生命への冒涜です。
「そんなんじゃねェだろ!!オレが求めた武の極みは」
by アイザック=ネテロ(引用元:冨樫義博『HUNTER×HUNTER』)
私は別に武人ではありませんが、くじけそうになったとき、自分の過ちに気づいたとき、この言葉を胸の中で唱えます。
気合の完食
ウヴォオオォオォォォォオオオォォオオォ!!

まとめ
美味しく頂けなかったことに後悔しています。
食後、4時間ほどは胃もたれがありました。
コメントを残す