映画『夜は短し歩けよ乙女』を観て ~ナカメ作戦はあながち間違っていない~

こんにちは、Sojaです。

先日、仕事帰りにフラッと映画を見てきました。星野源さんが声優を務めたことで話題になった『夜は短し歩けよ乙女』です。

私は、小説『夜は短し歩けよ乙女』の著者である森見登美彦さんの別作品『四畳半神話大系』のテレビアニメを観たことがあったので、そのイメージを持って劇場へ行きました。

※ここから先はネタバレを含む内容となっております。

 

 

主人公“先輩”の声が…

この作品、主人公の名前は最後まで明かされません。ヒロインである黒髪の乙女から「先輩」などと呼ばれるので公式サイトでも「先輩」と紹介されています。

その先輩の第一声を聞いた瞬間……

 

 

 

 

……想像と違う……なんか野太い感じ……

まあ、小説や漫画が原作の映像作品にありがちの落胆ですからね、そこは早く気持ちを切り替えて作品に集中します。

ナカメ作戦は使える

すでにご存じの方も多いかと思いますが説明をしておくと、ナカメ作戦とは“先輩”がひそかに思いを寄せる“黒髪の乙女”に対して行ってきた作戦であり、「なるべく彼女の目にとまる(略してナカメ)」ように彼女の行く先に偶然を装って現れては軽く挨拶を交わすというものでした。物語後半では作戦が功を奏し二人の関係に変化が生じます。

いやいやいや……もうほとんどストーカーじゃないですか。

先輩の臆病な性格と乙女の飄々とした感じがうまい具合に合わさって犯罪臭はほとんどありませんが、やっていることを冷静に考えるとけっこう怖いですね。

しかし、この先輩の作戦、実は心理学的に考えると理にかなった方法なんです。

心理学に「単純接触効果」という用語があります。

この「単純接触効果」とは、はじめは興味のないものにでも頻繁に接触することでいつしか好意的な印象を抱くようになるというものです。

ここでいう「もの」には、人はもちろん、音、におい、味、図形なども含まれます。

また、「接触」というのは直接触れるということだけでなく、むしろナカメ作戦のように「見かける」「会う」ということの方が実際に起こりやすいでしょう。

TVで同じCMを何度も流すのは上記のような効果をねらったものなんですね。

では、好きな相手に振り向いてほしければ先輩のようにストーカーまがいの接触を繰り返せばよいのでしょうか。

答えは「Yes」であり「No」です。

はい、なんの答えにもなっていませんね。ここで言いたいのは場合によるということです。

ちょっと想像してみてください。

会うたびに小言を言ってくるような先輩や上司なんかとは、たとえ毎日顔を合わせていても好きにはなりませんよね。

つまり、もともと好ましく思っていない人とはどんなに頻繁に接触しても好きにはなりません。逆に嫌いになるでしょう。

好きな人あるいは特にこれといった印象がない人には会えば会うほど好きになる可能性があるということです。

身も蓋もありませんね。

心理学って当たり前のことをもっともらしく言い換えることが多いんです。

映画に話を戻します。

乙女はきっと先輩になんの印象も持たない状況からスタートしたからナカメ作戦は成功したのでしょうね。

観終わっての感想

京都行きたい!!!ああ、私も登場人物たちのように先斗町を闊歩してみたい……!

物語は京都の街を舞台に繰り広げられます。実在の地名や建物も多く登場するのです。

 

主題と関係ない感想ですみません。

まとめ

『夜は短し歩けよ乙女』の先輩がおこなっていたナカメ作戦は「単純接触効果」を利用したものでした。

ロマンティックに言えば、会えば会うほど好きになるということです。

しかし、もともと嫌われている人は逆効果なので要注意!

嫌われた状態から好きになってもらうまでの方法はまた別の機会に。

『夜は短し歩けよ乙女』はまだ映画館で観られるようなので(2017年5月15日現在)まだご覧になっていない方はCheck it out!

Related Post

Sponsered Link

Sponsered Link

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です